
この例のような「治る力」は私たちが生まれた時から自然に備わっているので「自然治癒力」と呼ばれています。そして「自然治癒力」に大きく関連するのが、脳と脊髄神経です。この脊髄神経の活動を低下させる最大の原因が神経圧迫です。神経圧迫がどんな状態かを理解する為には、正座をした状態を思い起こしてください。正座の痛みは、正座を行なった事により脚へ向かう神経が圧迫されたのが原因で痺れが起き、その後痛みに変化したものです。
多くの方が経験する肩こりや腰痛等の体に起こる痛みのほとんどが、先程の「正座の痛み」と同じ原因で起こります。つまり、神経の圧迫とそれに起因する血液循環の悪化が原因です。つまり神経圧迫を取り除けば症状も解消される事になります。
正座の足の痛みを解消するために、痛み止めの薬や注射を打ちますか?
電気治療・理学療法・マッサージ等の物理的な刺激を加えると、それらの刺激によって少し回復した気がしますが、本当の原因は何も変わっていませんので状態はより悪化していきます。正座のたとえで言えば、正座をしたまま足を揉んだり叩いたりしているのと同じです。
当院の治療での最初の目的は、背骨が歪んでいる事による神経圧迫を取り除くことです。背骨が整うことで自律神経と末梢神経が正常に機能するようになり、脳との連携も良くなり自然治癒力が最大限に発揮される状態になります。つまり、「正座から立たせること」を行なうのが最初の目的です。単に痛みや症状を減少するだけでなく、「人体が自分自身を治す力」=「自然治癒力」が最大限に働く状態に変化させ、本当の原因を改善させる治療法です。